脳の医学・生物学研究会について

 本研究会は、「脳の医学・生物学懇話会」として1986年6月に発足し、1987年より年2回、名古屋近郊にて研究会を開催してきましたが、1995年の第19回より、「脳の医学・生物学研究会」として発展し、2024年2月現在までに73回の研究会を開催してまいりました。この間、東海地区を始め全国の脳科学研究者の方々を講師に招き、最先端の研究成果についてご講演をいただきました。このように本会は、東海地域の脳・神経研究の情報交換の場として長年に渡り重要な役割を担ってまいりました。

 本会を運営するにあたり、東海地域の研究機関で脳・神経を研究しておられるPIを中心に幹事になっていただき、本研究会の企画・運営を行なっております。

 研究会には、生理学、神経化学、神経病理学、薬理学、薬学、分子生物学などの基礎医学から、精神科、脳神経内科、脳外科などの臨床医学、さらに医療薬学まで多方面の領域から多くの脳・神経研究者が集い、自由活発な意見交換・討論の場としてご利用いただいています。講演会の後には懇親の場も設け多くの参加者の親睦の場ともなっております。本研究会は日本神経精神薬理学会、日本薬理学会、日本薬学会東海支部の後援をいただいております。また、本研究会は愛知県病院薬剤師会との共催により開催され、薬剤師生涯教育のための勉強会の場ともなっています。